医療関係者こすけのブログ

医療関係者のこすけが医療と介護の最新情報をお届けします。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

スポンサーリンク

環境整備1 ~環境を清潔にたもつ~

こんにちは、こすけです。

 

本日は、環境整備についてのお話です。

 

目次

 

本日のテーマ

本日のテーマは環境整備についてです。

感染症①②③のお話の中で、環境整備というワードがでてきました。

本日はその環境整備のやり方や考え方をお話していきます。

 

環境整備

医療や介護の業界で言われる環境整備とは、環境から感染を広げないように、整理整頓や清掃を行い清潔に保つことを言います。

また、必要に応じて消毒薬を用いてより清潔に保つための操作が行われます。

 

高頻度接触

環境整備に関連する重要な単語の一つに、高頻度接触面というものがあります。

高頻度接触面とは、階段や廊下のてすり・ドアノブ・ベットの柵など、人が行動するときに触る機会の多い環境表面のことです。

 

人が触る機会が多いということはそれだけ接触感染のリスクが高いということになります。

つまり環境整備の中心は高頻度接触面を清潔に保つことになります。

 

環境整備の方法

基本的には医療機関の基準でお話しますが、必要に応じてご家庭でも行っていただければと思います。

整理整頓

一番基本です。

物が散らかっていては、汚れているのかきれいなのかすらもわかりませんから。

 

清掃

掃き掃除や拭き掃除で行ういわゆる普通の掃除です。

高頻度接触面以外においてはこれで十分とされています。

 

頻度は高頻度接触面に近いほどは多く行い、遠いほど少なくて大丈夫です。

極端な例でいうと、高頻度接触面であるドアノブと、人がほとんど触れることのない天井は頻度に差をつけていいですよということです。

 

消毒薬を用いた清掃

主に高頻度接触面に対して行い、消毒薬を用いることでより確実に清潔に保つことが可能です。

ただし、薬剤を用いるため環境表面によっては素材の劣化などもありますので、注意が必要です。

消毒薬の種類によって用途が異なりますので、次にそれぞれご紹介いたします。

 

使用される消毒薬

 

詳しくは次回の記事でご紹介する予定ですが、主に使われる消毒薬はアルコール系消毒薬と次亜塩素酸系消毒薬です。

アルコール類は効果範囲がある程度広い上に、速乾性もあるため非常に使いやすい消毒薬になっています。

次亜塩素酸系消毒薬は、効果範囲はアルコール類より広いですが、速乾性がなかったり、漂白作用や腐食作用が強かったりとデメリットもあります。

 

消毒薬は有効濃度(一番効果がある濃度の範囲)が定められており、濃度が高すぎたり、低すぎたりすると十分な効果が得られませんので注意が必要です。

市販の商品の中には、有効濃度の範囲外の商品や表記のしていない商品があるので、ご確認の上でご使用されることを推奨いたします。

 

まとめ

本日は環境整備に関してのお話でした。

身の回りをきれいに保つことも感染対策の一環です。

一般のご家庭でそこまで神経質になる必要はないと思いますが、高齢者や乳幼児のいらっしゃるご家庭は多少の配慮も必要かと思います。

 

本日のお話はここまでといたします。

ご質問やご意見などお待ちしております。

 

次回は今回の続きで消毒薬について詳しく触れたいと思います。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。