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感染症3 ~ノロウイルス~

こんにちは、こすけです。

 

本日は感染症③でノロウイルスのお話をいたします。

目次

 

本日のテーマ

本日のテーマはノロウイルス感染症についてです。

感染症①でお話したことを基礎としてお話を進めるので、まだお読みになっていない方そちらから読んでいただけると嬉しいです。 

www.medical-kosuke.com

 

ノロウイルスとは

ノロウイルスの主な症状は吐き気、嘔吐、下痢などが挙げられます。

他には、倦怠感、微熱、悪寒など風邪の諸症状に似ている症状もでることがあります。

 

症状は、かなりの苦しみを伴いますが、健常な成人では2~3日で回復に向かうことが多いです。

しかし、乳幼児や高齢者など抵抗力の弱い人においては1週間程度長引くこともあります。

 

感染力が非常に強く、数個のウイルスが体内に入るだけで感染をおこすことがあるため注意が必要です。

 

ノロウイルスの感染経路

主な感染経路は接触感染となります。

感染者の看病に伴よる接触ののち、手や飲食物を通して体内に運ばれることで感染することが多いです。

さらに、ノロウイルスは嘔吐や下痢などで汚染した環境表面に長時間生存できるため、環境表面を経由した感染も多くみられます。

 

また、近年では、汚染した環境表面が乾燥し、ほこりやチリとともに舞い上がり、それを吸い込むことで感染したのではないかという例も出ています。

 

ノロウイルスの予防

基本

このブログでは何度もお話していますが、最重要は手洗いです。

特にノロウイルスは手を感染経路の一部とすることも非常に多いので有効な対策といえます。

 

環境表面

汚染した環境表面に長期間生存または、乾燥して舞い上がることが確認されていますので、嘔吐や下痢などで環境表面を汚染した場合は、環境表面の清潔操作も重要です。

ご存じの方も多いと思いますが、ノロウイルスはアルコールが効かない(正確には効きにくい)ので、環境表面に対しては塩素系漂白剤の成分である次亜塩素酸ナトリウムが有効とされています。

 

適性の濃度は、ノロウイルス患者の嘔吐物や下痢が付着した表面には0.05~0.1%、それ以外の表面には0.02%程度とされています。

市販の塩素系漂白剤は、約1~5%の濃度のものが多い(10%以上のものもあります)ので適性の濃度に希釈して使用することになります。

 

環境表面の清潔作業の詳細については、次回のブログで詳しく触れたいと思います。

 

まとめ

ノロウイルスは非常に苦しい症状を伴う感染症です。

感染力も非常に強いため、対策は必須といえます。

 

手洗いはもちろん環境表面の清潔も重要になりますので、特に家族などに感染者が出てしまった場合は注意が必要です。

 

 

本日のお話はここまでです。

ご意見やご質問などお待ちしております。

 

次回は感染症に関係するお話で環境整備のお話をいたします。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。